2007年12月31日

さんまのほんまでっか?

さんまのほんまでっか?

最初はけっこう面白かったんですけど、環境問題の話になったら、けっこう微妙でした。

今回はいわゆる「評論家」と言われる方々(一部教授)がたくさん集まり、評論されていたわけですが、けっこうみなさん、勉強不足なのには驚きました。「それで自分を評論家とか言っちゃうの??!!」、「え?その程度の知識で教授やってるの??!!」(ちょっと言いすぎかもしれませんが)と思うような発言が2、3ありました。

まずは宮崎哲弥さんから。



彼の発言で『「不都合な真実」は間違えが多いためにイギリスの学校では公開してはならないとという判決が裁判所によって下された』というようなものがありました。

この発言は明らかに間違いです。宮崎さん、超テキトー悲しい

確かに日本語版のウィキペディアを見ると、そのような記述があります。
でも、情報量がはるかに多く、正確な英語版ウィキペディアだとちょっと話が違うのです。

正確にはイギリスの学校ではある党派の人物の主張に関しては必ず反対意見も提示しなければならないという法律があるため、「不都合な真実」の上映が裁判所によって差し止められたのです。決して、内容に誤りがあるからではありません。

そして裁判所は判決文で、「不都合な真実」が科学的な根拠に基づいていることは明白であるとしています。しかし、特定の政治的な意図もあるのと、9つの間違いというか、主流の考え方から遺脱する内容が認められるため、これらに関しては学校の教師が補足をするべきとしました。

なので、宮崎さんの発言は日本語ウィキペディアに基づいた間違った見解です。英語ができないから日本語のものだけを読んでいるのでしょうね。まあ、しょうがないですけど。

実は日本語のウィキペディアって英語のと比べると、圧倒的に情報量が少ないんですよね。残念です。

もう一つ、テキトーなコメントをしていたのは、武田邦彦教授。けっこうみんな言っているのですが、アル・ゴアの自宅の電気代って月30万円ぐらいなんです。一時期、これでけっこう批判されたようです。

でも、アル・ゴア邸の電力等は全てグリーン・パワー(風力発電等の環境に負荷がかからないもの)で賄っているそうです。

宮崎さんも武田教授も得意げに話していましたけど、もう少しググってみたりとかしてから発言した方が、いいんじゃないかな~と思います。

このブログをご覧になっている方は是非上記の事実をお友達に教えてあげてください。

それではまた!

イムラン  

Posted by imran at 00:00Comments(9)TrackBack(0)社会問題

2007年05月02日

『銃社会』を問う

さて、今日は少し真面目なお話をば。

アメリカで乱射事件がある度におそらく誰もが思うのが、『銃やめればいいのに。』

こういう事件がある度に私は高校の時の歴史の先生、モンゴ先生のことを思い出す。このモンゴ先生は自覚症状があるのか無いのか分からないがヒトラーにクリソツである。そのモンゴ先生が世の中で嫌いなのが、全米ライフル協会弁護士

全米ライフル協会は米国憲法修正第二条に基づき、国民が銃を所持する権利を訴えているが、モンゴ先生によると、同協会は第二条の前半文を意図的に無視しているらしい。

修正第二条はこんな感じ↓

規律ある民兵は、自由な国家の安全にとって必要であるから、市民が武器を保有し、また携帯する権利は、これを侵してはならない。

赤字が全米ライフル協会がシカトしているらしい部分。

ウィキペディアの説明をちょっとだけ読んでみると、アメリカが出来た時は中央政府の力が弱く、もちろん軍事力もないわけで、実は民兵がかなりありがたい働きをしてくれたらしい。そういう歴史もあり、規律ある民兵の必要性を痛感し、そのためであれば、市民に武器を保有させたほうがよいという話らしい。(詳細までは読んでいないので、もっと詳しく知りたい方はウィキペディアを参照されたし。)

でも、今のアメリカって軍がすごいから民兵の必要ない気がするんだよね。あと、銃を持っている人の多くは、他に銃を持っている人がいるから、そういう人たちから自分を守るために銃持っているという話も聞くので、第二条の意味がない気がするんだよね。

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とにかく、こういう事件の後のライフル協会の声明では決まって、『銃が人を殺すんじゃない、人が殺すんだ。』と言うらしいのですが、それはそれで一理ある。

アメリカで一年で銃で殺される人の数は約1万1千人。でも、医療ミスで死ぬ人は、推定で4万8千人から9万8千人だもん。銃を取り締まる前に、医者を取り締まったほうがいいよね。

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ちなみに9.11で亡くなった人は3,000人。銃で死ぬ人の1/4。医療ミスで死ぬ人の一割にも満たない。でも、米国政府が一番お金をかけていて、国をあげて取り組んでいるのは9.11。

そう思うと、政治で重要なのは人でも命ではなく、つくづくお金なんだなと思ってしまう。ライフル協会もアメリカの医師会みたいなものも、しっかりとしたロビイスト機能を持っていて、政治家にお金を回してるわけでしょ。 だから、おおごとにされないで済む。すごい数の人が亡くなっているにも関わらずね。

いやはや怖い世の中ですな。  

Posted by imran at 22:11Comments(2)TrackBack(0)社会問題